【ポケモンSV S11 最終727位、776位】Reconドヒドディンルー
2か月ぶりの投稿になります、あおいです。
シーズン11お疲れさまでした。
2か月前に立てた目標であるレート1950を達成でき非常に嬉しいのですが、ずっと憧れていたレート2000に手が届きそうで届かなかった悔しさもあったので諸々の反省と自分の頭の中を整理したく構築記事を書きます。
こんな並びと技構成だったんだなと軽くでも目を通していただけると幸いです。
(以下常体)
【構築経緯】
レギュレーションEから暁ガチグマを筆頭に新たなポケモンが解禁された。
注目されていたポケモンを色々と触ってみた。
チョッキ暁ガチグマ、ドヒドイデ+グライオン、壁始動アローラキュウコン、鋼テラスのオボンの実クワガノンなどなど…
どれを使っても自分の思うように順位が上がらず4桁~5桁でずっと戦っていた。
そこで冷静に考えた結果、レギュレーションEはあくまでレギュレーションDの延長線上にあり強いポケモンや並びはそれほど変わっていないという結論に至った。そこで、レギュレーションDで一番手に馴染んでいる構築であるドヒドディンルー(構築記事は下に)を今のルールで戦えるように再構築(Reconstruction)することにした。
採用順
⇒⇒
ドヒドイデ+ディンルーと最後の詰めとしてハバタクカミはS9のときに使い慣れていたためそのままの並びで採用。環境に拘り鉢巻きパオジアンが多く動かしずらさを感じていたため、シーズン序盤で好感触だった拘り鉢巻き連撃ウーラオスを採用。毒の通りが悪い場合や連撃ウーラオスを通しやすくするために電磁波エアスラ型カイリュー。ここまでで受け構築やキョジオーン絡みにあまり強くないため身代わり剣舞型炎オーガポンを採用して構築が完成した。
終盤は電磁波エアスラ型のカイリューの通りが悪くなってきたこともあり、カイリューを鋭い嘴を持った飛行テラバ型に変更し対面性能を上げることにした。
S9と比較すると2体ポケモンが変わっているが、役割はほとんど同じ。
火力枠
受けへの崩し枠
【コンセプト】
- 毒での削りから裏のエースを通す
- 毒の通りが悪い際にも柔軟に戦えるようにする
【個体紹介】
(あの頃頑張った)ディンルー@残飯
テラスタイプ:フェアリー
特性:災いの器
性格:腕白
実数値:257(212)-131(4)-176(116+)-x-122(172)-66(4)
技構成 : 地震 カタストロフィ 吹き飛ばし 守る
調整等はS9のまま
今シーズンはディンルーの採用率が下がったこともあり、警戒が薄れたのか大分動かしやすかった。
基本的にはドヒドイデとセットで選出することが多かったため毒のダメージ稼ぎと食べ残し回復、拘りチェックを優先しステルスロックを守るに変更した。この変更でディンルーの場持ちがかなり改善された。
今思い返すとステルスロックの刺さりもよかったため、ディンルー単体選出の場合も考え技変更しなくてもよかったのかもしれない。
オーガポン(主に水、炎)と対面した際に宿り木の種やアンコール、抜群技などでテンポを取られた場面が多く、そこに対する解答を最後まで用意できなかった。それに伴い最終版はディンルーの選出率が低くなってしまった。
(トレジャーハンター)ドヒドイデ@レッドカード
テラスタイプ:草
特性:再生力
性格:呑気
実数値:157(252)-83-224(252+)-x-163(4)-36
技構成:アクアブレイク 毒菱 自己再生 黒い霧
調整:HBぶっぱ、残りD
始めはS9と同じ個体を使用したり、アクアブレイクを毒毒にしてノーウェポンで試したが挑発や身代わりで対策されることが非常に多く動かしづらいと感じた。
そこで挑発されても最低限抗えるようにアクアブレイクを再び採用、身代わりに対してレッドカード+毒菱で対応できるようにした。
持ち物が黒いヘドロではなくなった関係でテラスタイプも毒以外にしたいと思い、一定数いるキノガッサの胞子対策や地面技への耐性が欲しく草に変更。
基本的には毒展開用に選出していたが、数的有利を取った際の詰ませを担ってもらうこともあった。
シーズン終盤は毒が刺さりづらい構築との対戦が多かったため中々選出できなかった。
(親友の)連撃ウーラオス@拘り鉢巻き
テラスタイプ:水
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
実数値:175-200(252+)-121(4)-x-80-149(252)
技構成 : 水流連打 インファイト アクアジェット とんぼ返り
調整:ASぶっぱ
本構築の破壊枠。
水テラス鉢巻き水流連打が凄まじい火力で、これだけで3タテする対戦も少なくなかった。HB特化キョジオーンも水半減テラスでなければ受からない点やH4振りキノガッサを水テラス水流連打で96.09%の乱数1発で飛ばせる点を気に入っていた。
選出に困ったときはとりあえず初手に出して水流連打をぶっぱしていた。
(早くに目覚めた)カイリュー@鋭い嘴
テラスタイプ:飛行
特性:マルチスケイル
性格:意地っ張り
実数値:167(4)-204(252)-115-108-120-132(252)
技構成 : テラバースト 神速 地震 アンコール
調整:ASぶっぱ
Cの個体値は下げておくべきだった。(甘えるされてもテラバーストが物理となる程度)
始めは電磁波エアスラ型で採用していたが、シーズン終盤あまりにもサーフゴー入りの構築とのマッチングが多くカイリューの刺さりが悪くなったため最終日に型を変更した。
火力に特化させて嘴を持たせることでH振り暁ガチグマを飛行テラバーストで高乱数2発(92.57%)で落とせたり、マルチスケイルを盾に無理やり対面処理ができたりと変更がいい方向に働いた。
対面選出する際は相手のステルスロックが見えていれば初手から出すよう心掛けていた(ステルスロックダメージが入らないように+撒かれたらアンコールするため)。
また、環境的にいかさまダイスを持っていて神速不採用のカイリューが多かったためかこのカイリューの通りは比較的よかったと感じた。
(ちっちゃい)ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:水
特性:古代活性
性格:臆病
実数値:131(4)-x-85(76)-176(168)-156(4)-205(252+)
調整:ミラーに負けたくないためSは最速
ボックスにいた個体をそのまま使用したためHBの調整意図は忘れた
Cは余りだった気がする
ドヒドディンルーからの詰めであったり、対面選出などシーズンで1番選出した神ポケ。
ミラーも多々発生したがS最速のブーストエナジー型はほとんどおらず、ほぼ全対面上から制圧できていた。
暁ガチグマに強く出られるように瞑想、HPが削れた状態でも相手の裏に負荷をかけられるように痛み分けとした。
テラスタイプはハッサムやアーマーガア、サーフゴーなどの鋼打点へ耐性をつけたいため水。
ドヒドディンルーが挑発と電磁波採用の型に結構いいようにされたこともあり次のシーズンで使用感が気になる1体であった。
炎オーガポン@竈の面
テラスタイプ:炎
特性;型破り(面影宿し)
性格:腕白
実数値:185(236)-146(44)-143(204)-x-117(4)-133(20)
調整:HB⇒A121キョジオーンの塩漬けを身代わりが最高乱数切り耐え
A特化パオジアンの鉢巻き悪テラス噛み砕くを81.25%で耐え
A特化水ウーラオスの鉢巻き水流連打確定耐え
なぜかキョジオーンを始め、受け構築に全然当たらなかったため型変更するか迷ったポケモン。
選出回数が想像以上に少なかったため使用感はあまり分からなかった。
…が、たまに当たった受け構築にはかなり強く動かせたためこのまま使用した。
選出画面でキョジオーンを見かけたときは選出するよう心掛けた。
対面選出に組み込むのであれば型変更する必要があるかなと思う。
【選出例】
- 基本選出
+@1
- 毒の通りが悪い場合⇒ほとんど対面選出(終盤はこれが多かった)
の中から3体か
の中から2体+の中から1体
- VS受け構築
+@1
【きついポケモン】
- 剣舞電気テラスパオジアン
パオジアンのほとんどが悪テラス鉢巻き型だと思い込んだまま戦い続けていたのが敗因。このポケモン1匹で破壊されてしまった。
- テツノツツミ
HDサーフゴーを抜いた弊害が出てしまい、このポケモンとの不利対面ができてしまった際に一方的にテンポを取られてしまう。持ち物がブーストエナジーではない身代わりアンコール採用型だと読み間違えた瞬間厳しい展開となってしまった。
- イイネイヌ
ドヒドイデの毒は入らないし、ディンルーで吹き飛ばしをしようにも特性番犬のために効かない。相手のパーティーにいるだけで選出が歪んでしまった。
- (絶対零度パオジアン)
最終日のレート2000チャレチャレの対戦で起きた悲劇(初手2連当て)は忘れられない。
トラウマになってしまった。
【結果&感想】
TN あおい 727位(R1973) 109勝74敗
TN ZONe Time 776位(R1968) 85勝53敗
改めてS11お疲れさまでした!
インフレシーズンだったものの、目標にしていたレート1950を越えることができたのは素直に嬉しいです。
次の目標はレート2000越え!
他の方の構築記事を読んで知識を吸収し、もっと上を目指せるように頑張りたいと思います!
もっと強くなりたい…
自分の脳内整理のために書いた記事でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
何か質問等あればXまでお願いします。
レンタルパ出していませんがもし試してみたい方いればレンタル出します。こちらもXまでお願いします。
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@Aoi_pokeBB
それではまた!!
【スペシャルサンクス】
- 対戦した方々
- Xにて応援してくれた皆さん
- 酷い負け方をしたときに愚痴を聞いてもらったり、シーズン中ずっと励ましてくれた紺さん(@Koniro_128)