【ポケモンSV S9 最終884位、895位】パオドヒドディンルーサイクル

 

 

みなさん初めましてあおいと申します。

SV S9お疲れ様でした!

今シーズンにて前作から目標としていたレート1900を達成することができた+ポケモンSVで初の最終3桁を取ることができたので記念に構築記事を書きました。

目を通していただけると幸いです。

 

(以下常体)

 

 

【構築経緯】

S8の構築記事が出てからドヒドディンルーの並びが流行。自分も一度使ってみようとS8最終4位のりょんさんのレンタルパをお借りしたところドヒドディンルーの対応範囲が広く非常に使いやすかったためこの構築をベースに考えることにした。

 

ベースにした構築記事はこちら⇩(本人より掲載許可取得済)

poke-ryon.hatenablog.com

 

レンタルパを使用したところ、自分には使いこなすのが難しい部分がいくつかあったため自分の使いやすいように変更した。(構築の完成度が高いため変更するのは心が痛かった…)

 

変更点は以下の通り

・ディンルーの守る⇒ステルスロック

・パオジアン⇒電気テラスタル拘り鉢巻き型

カイリュー⇒フェアリーテラスタルゴツゴツメット

・サーフゴーの悪巧み⇒電磁波、シャドーボール⇒祟り目

・テツノツツミ⇒ハバタクカミ

 

【コンセプト】

・定数ダメージや麻痺を絡め裏のエースを通す

・拘り鉢巻きパオジアンを強く使いサイクル有利を取る

 

【個体紹介】


ディンルー@残飯

テラスタイプ:フェアリー

特性:災いの器

性格:腕白

実数値:257(212)-131(4)-176(116+)-x-122(172)-66(4)

技構成 : 地震 カタストロフィ 吹き飛ばし ステルスロック

 

調整等は原案通り

 

耐久がバケモンすぎるやばいポケモン

ドヒドの毒のダメージ稼ぎや残飯の回復、相手の拘りチェックができる点で守るが強かったが、サイクルをまわす上でより定数ダメージを稼ぎやすい点や裏の襷ケア、シーズンを通してブーツカイリューが減少していると感じたため守るをステルスロックに変更した。

カタストロフィやステロ+吹き飛ばしでゴリゴリ削る動きが強かった。

吹き飛ばしがあることで積みの起点にならない点も優秀だった。

 

 

 

 

ドヒドイデ@黒いヘドロ

テラスタイプ:

特性:再生力

性格:呑気

実数値:157(252)-83-223(252+)-x-164(4)-49 (-0)

技構成:アクアブレイク 毒毒 黒い霧 自己再生

 

調整: HBぶっぱ、残りD

 

対策が進んで動かしにくかったものの対策が甘い相手にはとことん刺さった。

毒毒読みで裏に引かれることが多々あったため、毒毒を毒菱へ変更してもいいかもしれない。

ドヒドイデへの対策が分かりやすい相手には釣り交換をするなどプレイング次第でまだまだ輝けるポケモンだと感じた。

ディンルーと同様黒い霧で積みの起点を拒否することができるのは偉い。

 

パオジアン@拘り鉢巻き

テラスタイプ:電気

特性:災いの剣

性格:意地っ張り

実数値:174(148)-169(108+)-100-x-85-187(252)

技構成 : 氷柱落とし 噛み砕く テラバースト 氷の礫

 

強者の使用していたパオジアンの調整をそのまま使わせていただいた。

 

本構築の火力担当、選出率1位。

裏のポケモンでテラスタルを誘発させて技の一貫を作ったり、定数ダメージでパオジアンの攻撃圏内に押し込んだりなど対戦中は常にこのポケモンを通すことを考えていた。

 

ラスタルは電磁波への耐性、パオジアンがよく誘うヘイラッシャやドヒドイデへの打点、弱点の鋼タイプ半減などを考慮し電気とした。

 

先制技を不意打ちではなく氷の礫とすることで、特性発動順を見て初手居座ってくるスカーフランドロスなどをワンパンし数的有利を取った状態で試合が始まるという点が強力だと感じた。また、不意打ち択が無いのもストレス軽減となった。

 

ディンルー、カイリュー、サーフゴー、パオジアン、ハバタクカミ、ウーラオス(通称BIG6)に採用されている水ウーラオスは体感パンチグローブが多く自分のパーティーに初手投げされることが多かった。意地パオジアンの弱点テラバ耐えまで耐久を振っている個体なのか、初手パオジアン対面そのまま居座ってくる方が多かったため鉢巻き電気テラバで狩りつくしていた。

 

 

 

カイリュー@ゴツメ

テラスタイプ:フェアリー

特性:マルチスケイル

性格:腕白

実数値:197(244)-155(4)-147(148+)-108-121(4)-114(108)

技構成 : 炎の渦 地震 羽休め アンコール

 

数シーズン前に使用していたカイリュー

HB:意地A特化のガチグマの空元気がマルスケ+羽休めで受かる程度の耐久。

S:ミラーも意識して少し高めかつ最速ガチグマ抜き

AD:余り

渦アンコが低速サイクル相手にかなり刺さり、最終日はこのカイリューで何試合か降参をもらった。

草分けのないガチグマ相手に安定して投げることができる点が非常に優秀だった。ノーマルテラスを切らない空元気であれば羽休めでマルスケ復活+ゴツメの定数ダメージが偉い。

やはりどのシーズンでもカイリューは強い。

 

 

サーフゴー@風船

テラスタイプ:飛行

特性:黄金の身体

性格:穏やか

実数値:191(228)-x-116(4)-157(28)-155(236+)-106(12)

技構成:ゴールドラッシュ 祟り目  電磁波 自己再生

 

こちらも調整は原案通り

 

レンタルパを使用しているときからテツノツツミに対して比較的安定して後投げできる点は革命的だと感じていた。

サイクル下で悪巧みを積む隙がなかなか無かった点や相手の高速アタッカーの素早さを奪えばよりこちらのパオジアンが通るのでは?と考え電磁波へ変更した。

それに伴い麻痺や毒状態と相性のいい祟り目も採用した。

風船が割られた後によく打たれる地面技を飛行テラスで透かし1ターンを作り出す動きが中々に強いと感じた。

ガチグマにも強いと思っていたがシャドクロや噛み砕く採用の個体も一定数いたため容易に後投げするのは要注意だった。

 

 

ハバタクカミ@拘りスカーフ

テラスタイプ:フェアリー

特性:ブーストエナジー

性格:控え目

実数値:149(148)-x-92(136)-190(144+)-156(4)-164(68)

技構成 : ムーンフォース シャドーボール ハイパーボイス 滅びの歌

 

こちらも強者の使用していたハバタクカミの調整をそのまま使わせていただいた。

 

このポケモンのスイープ性能はほんとにすごかった。

前期の構築記事でもよく見かけたが、数的有利を取った際の滅びの歌が非常に強力だと感じた。

終盤になるにつれてイダイトウが増えてきていたため、Sラインを準速すいすい抜きまで振るか悩んだが構築単位で五分以上に戦えていたため変更はしなかった。次のシーズンであまりにもイダイトウが増えるようであれば変更しようと思う。

 

【選出例】

基本選出

対面的な選出

@1

VS低速サイクル

@1

 

【結果&感想】

TN あおい       884位(R1918)   76勝45敗  

TN ZONe Time  895位(R1917)   72勝42敗

 

改めてS9お疲れさまでした!

今まで達成できていなかったR1900の壁を超えることができ、ポケモン剣盾以来の最終3桁を取ることができて非常に嬉しいです。

次は目標を少し上げてR1950を達成できるように、また、ドヒドディンルーの並びを上手く使うにはまだまだ練度が足りていないと感じたので対戦数をこなすことも意識していこうと思いました。

りょんさん、ドヒドディンルーの完成度の高い構築のレンタルパを出していただきありがとうございました!

 

拙い文章でしたが最後まで読んでいただき感謝です。

それではまた!