【ポケモンSV S13 最終357位、499位】奇襲型氷結ドヒドディンルー ~グレイシアに憧れて~

 

みなさんこんばんは!あおいです。

シーズン13お疲れさまでした!

今年の目標にしており、ずっと憧れていたレート2000を達成することができたので記念に構築記事を残しておこうと思います。

軽く目を通していただけるだけでも幸いです。

 

 

(以下常体)

 

 

【構築経緯】

今シーズンも何から手を付けてよいか分からなかったためとりあえずS11で使用していた構築をそのまま使用していた。

aoi-poke.hatenadiary.jp

 

起点作成のディンルーを使用していた際に、初手のあくび暁ガチグマ、挑発カミ、ランドロス、パオジアン、またカイリューやテツノツツミのアンコールあたりに対して動かしずらさを感じていた。

ある日推しポケのグレイシアを眺めていたときにふと、「グレイシアならカイリューランドロスに4倍弱点つけるし、パオジアンの氷柱落としを半減+絶対零度に怯えなくてもいいし、チョッキ持てばテツノツツミともそれなりに戦えるのに…」と思ったと同時に、「ディンルーにチョッキ持たせて氷テラスにしたら堅くて火力のあるグレイシアっぽくなるんじゃないか?」と意味の分からない発想に至った。これが氷ディンルーのきっかけであり、悩んでいた初手へのある程度の解答となった。

ダメージ計算を回してみたところ調整次第ではそこそこ戦えるくらいにはなりそうだと感じ、奇抜ではあるがこのポケモンを使ってみたいという好奇心から構築を組み始めた。

誰もが知っているが、氷タイプは受けの耐性としてはイマイチである(炎、格闘、鋼、岩と抜群が多いため)が、相性補完のいいドヒドイデと組ませることで、ある程度の範囲を見られる+ドヒドディンルーの並びを見せつつ考慮外の動きからアドバンテージが取れるのではと考えドヒドイデを採用。

ディンルーでテラスタルを切ることを考え、裏にはテラスタルをせずとも強い詰め筋となりうるポケモンを採用したかった。

そこで、S11から使用していた水ウーラオスとハバタクカミが自分の中で信用度が高かったこともありこの2体を採用。

一定数いる受け構築への対策としてHB身代わり剣の舞炎オーガポンも採用。

ドヒドイデを選出しにくい場合の相手の初手ウーラオスや炎オーガポンに頭を抱えていたときにS12最終3位の方のカイリューに出会った。

このカイリューが自分の構築に必要なピースだと考え、型もそのまま採用させていただき構築が完成した。

 

採用順

 



【コンセプト】

  • 並びを見せながら奇襲を仕掛け数的有利を取る
  • 初手の出し負けを少なくし、対面的に殴り勝つ

 

【個体紹介】


(ランクマスター)ディンルー@突撃チョッキ

テラスタイプ:

特性:災いの器

性格:意地っ張り

実数値:241(84)-167(172)-160(116)-x-106(44)-77(92)

技構成 : 地震 カタストロフィ ヘビーボンバー テラバースト

 

調整

H 4n+1

(持ち物を変えていたときに身代わりを採用しておりそのまま変えておらず)

 

A なるべく高く

・威嚇をもらった状態の氷テラバーストでH4振り霊獣ランドロスを確定1発(111.5%~133.3%)

・威嚇をもらっていない状態の氷テラバーストで腕白HB特化霊獣ランドロスを確定1発(100%~118.3%)

・氷テラバーストがマルチスケイル有のH4振りカイリューに80.2%~94.6%

・H4振りサーフゴーに地震が確定1発(100.6%~119%)

 

HB 

・テラス時パオジアンのA特化命の珠氷柱落とし+聖なる剣を確定耐え(氷柱落としが20.3%~24%、聖なる剣が58%~68.8%)

 

HD

・テラス時ハバタクカミのC特化妖テラス眼鏡ムンフォを94.5%で2耐え

・暁ガチグマのC特化ノーマルテラスブラッドムーンを98.8%で2耐え

・C252振りテツノツツミのハイドロポンプをテラス無しの状態で89.5%で2耐え

・テラス時C252振りテツノツツミの水テラス眼鏡ハイドロポンプを94.5%で2耐え

・C特化眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュを確定で2耐え(1発40.2%~47.7%)

 

S 暁ガチグマ意識

(S12の構築記事を読み漁ったところオボンあくび型はS76までが多く、たまにS77がいたためここが妥協点と判断)

 

今シーズンのスタート地点。何回もグレイシアと思い込もうと試みたがビジュアル的に厳しいものがあった。

持ち物含め火力に特化させようかと悩んだがある程度の耐久もないと汎用性に欠けると考え、火力も耐久も、ある程度の素早さもあるなんとも言えないディンルーが誕生した。

色々試行錯誤しながら使っていたが、納得のいく調整には辿り着けなかった。

1ヶ月使ってみての感想を正直に言うと妖テラスの方が強い…(これを言ってしまうと元も子もないのだが)

良い調整があればぜひ教えて頂きたい。

氷テラスにしたことでパオジアンの氷柱落とし半減+絶対零度に怯えなくて良い点は気に入っていたが、氷柱落としの怯みには常に怯えていた。

技構成はタイプ一致の地震、ハバタクカミやパオジアン意識のヘビーボンバー、奇襲用の氷テラバースト、不利対面でもある程度削りを入れられるようにカタストロフィとした。

暁ガチグマに対してはカタストロフィ→オボンの実を食べなければ氷テラバーストと動きを決めていた。

 

 

 

(トレジャーハンター)ドヒドイデ@黒いヘドロ

テラスタイプ:

特性:再生力

性格:呑気

実数値:157(252)-83-224(252)-x-163(4)-49

技構成:アクアブレイク 毒々 自己再生 黒い霧

 

調整

HBぶっぱ、残りD

 

数ヶ月使っているが、いつも技構成と持ち物・テラスタイプに悩まされている。

食べ残しが余っていたこともあり、草テラスで使っていたがトリックに対して少しでも抗えるように黒いヘドロに変更しテラスタイプも毒とした。

今思い返せば、悪ウーラオスが重かったため妖テラス+食べ残しでもよかったのかなと反省。

技構成はS11の時とほとんど同じであるが、今回はあまりサイクルを回さないため毒菱→毒々とした。毒々を嫌った鋼or毒テラスに対してディンルーの地震で詰めていく動きも中々強かった。

 

 

(親友の)連撃ウーラオス@拘り鉢巻き

テラスタイプ:

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

実数値:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)

技構成 : 水流連打 インファイト アクアジェット アイススピナー

 

調整:ASぶっぱ

 

S11で使用していたウーラオス

ディンルーがテラスタルを切らなかった際のカイリューへの打点を意識し、蜻蛉返り→アイススピナーとした。

相手の裏が見えていない状態での技選択は難しかったものの、病みつきになるほどの火力が出るため持ち物は拘り鉢巻きのままとした。

 

 

(雷に騒ぐ)カイリュー@いかさまダイス

テラスタイプ:

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

実数値:171(36)-204(252)-116(4)-x-121(4)-127(212)

技構成 : スケイルショット アイアンヘッド けたぐり 神速

 

調整:S12最終3位の方の調整をそのまま使わせていただいた

 

結局カイリュー

この型に出会ってから初手投げの安定感がかなりあがった。けたぐり採用のカイリューは初めて使ったが、個人的に少し苦手意識のあったディンルーや暁ガチグマに対してかなりの削りを入れられる点がシンプルに強いなと感じた。

 

 

 

 

 

(やる気満々の)ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:

特性:古代活性

性格:図太い

実数値:159(228)-x-117(252)-156(4)-156(4)-158(20)

技構成 : ムーンフォース 祟り目 電磁波 痛み分け

 

調整:こちらもS12最終3位の方の調整をそのまま使わせていただいた

 

今まで毛嫌いして使っていなかったHB電磁波型。構築全体の素早さが遅かったこともあり、電磁波を採用。なぜこちらの電磁波のときは相手が動き続けるのか謎であったが、素早さを削ぐことを目的としていたので良しとした。(運だけ批判が怖かったので相手が行動し続けていて安心した部分もある)

 

 

 

(あの頃頑張った)炎オーガポン@竈の面

テラスタイプ:

特性;型破り(面影宿し)

性格:腕白

実数値:185(236)-146(44)-143(204)-x-117(4)-133(20)

技構成 :ツタ棍棒 ウッドホーン 身代わり 剣の舞

 

調整:S11と同じ

 

シーズンを通して選出率は1番低かったものの、選出した対戦ではしっかり活躍してくれた。

レート2000チャレもこの子が暴れまくってくれた。本当にありがとう!

 

 

 

【選出例】

  • 基本選出

or

 

  • 対面選出

の中から3体

対BIG6にはこの選出が多かったような気がする。

とにかく数的有利を取ることを1番に意識していた。

 

  • VS受け構築

+@1

 

 

【きついポケモン

不利対面を作ってしまった際の絶望感…。水ラオスでごまかしていたがそれでも非常に厄介であった。ドヒドイデを妖テラスの食べ残しとかにしていれば少しは抗えたのかもしれない。

 

このポケモンに関してはほぼ切っていた。ディンルー対面逆鱗打たれているだけでほぼ崩壊するため、数が増えてきたら早急に対策しようと思っていたがそれほど数を見なかったこともありそのままにしていた。

 

  • HB水テラスサーフゴー

終盤増えた印象。サーフゴーはディンルーである程度見れていたが、自己再生+悪巧みの水テラスサーフゴーはディンルーが起点になってしまうため厄介であった。

 

  • 身代わり+宿り木orアンコール持ちオーガポン

オーガポンはドヒドイデでみることが比較的多かったが、身代わり+宿り木orアンコール持ちには一方的にテンポをとられてしまい立ち回りが窮屈になってしまった。

 

  • テツノカイナ

完全に構築単位で切っていた。DLC後に環境に入ってきそうなポケモンを眺めていた時にテツノカイナだけでこちらのパーティーほぼ崩壊すると思っていたが、全然見かけなかったため運がよかった。

 

 

【結果&感想】

改めてS13お疲れ様でした!

今年の目標に掲げていたレート2000をこんなにも早く達成できるとは思っていなかったので、未だに信じられません。

今シーズンの結果が偶然とならないように今後もレート2000を目標に対戦をやっていこうと思います。

毎月言ってるのですが、本気でランクマ始めるのが月末近くのせいで対戦数稼げていないので早くから取りかかるよう努力します!

 


最後まで読んでいただきありがとうございます!

それではまた!

 

TN ZONe Time 357位(R2004)   59勝26敗  

TN あおい  499位(R1962)     44勝15敗

 

スペシャルサンクス】

  • 対戦していただいた方々
  • Xにて応援してくれた皆さん